はじめての起業【STEP1-1模倣困難なビジネスの核となる「起業動機」の明確化】を公開しました。
起業を考え始めるとき、多くの人は「どんなビジネスアイデアが良いか」「どの市場が伸びているか」といった外部環境の分析や、具体的な事業計画の策定から着手しようと考えがちです。もちろんそれらも重要ですが、実はその前に、より根本的で、かつ事業の成否や独自性を大きく左右する要素があります。それが、「なぜ、自分はこの事業をやるのか?」という創業者自身の『起業動機』です。
市場のニーズや優れたアイデアだけを基盤にしたビジネスは、競合他社に模倣されやすく、市場環境の変化によって陳腐化するリスクも伴います。
一方で、創業者自身の深い経験や強い想い、独自の価値観に根ざした『創業動機』は、他社が容易には真似できない模倣困難性の源泉となり、困難な時期を乗り越える推進力、そして顧客や従業員を惹きつける強力なブランドの核となり得ます。
STEP1-1では、なぜ事業構想の初期段階で『創業動機』を明確にすることが戦略的に重要なのか、そして、その動機を具体的なビジネスの力に変えるための第一歩となるワークについて解説します。
起業に関する知識がまだ少ない方でも、ご自身の経験や想いをビジネスの土台として捉え直すきっかけとなる内容になっていますのでぜひ挑戦してください。